第3大隊
TF-104G/4152 (63-12683)
この機体もアメリカ本国で制作され 1962年にデンマークに送られて空軍で活躍していた機体。CCKにて1992年の航空祭で展示されたもの。
CCK(清泉崗空軍基地)の外部で タッチダウンを撮影した一連の写真。撮影は、台湾の航空迷CCK-FOX君の作品である。年代に記録が無いが,、恐らく1990年〜1992年にかけての様子で、1992年(民国81年)に台湾の中視がテレビ番組で放送したF-104の特集番組と同じ時期であろう。この番組に出てくる機体も 4501,4510、4513、4411,4382などJ型とG型機体の混成で尾翼は第3大隊徽で統一されていた。この番組で取材のインタビューを受けていたF-104J 4510号機の若いパイロットは、飛行時間900時間と言う事であった。
F-104G/4304 (62-12254)
阿里山4号計画で購入した機体であり、この計画で第3大隊第28中隊はF-86からF-104Gに換装を終えたと記録されている。清泉崗空軍基地のオープンハウス時に展示された機体でアメリカ本国で製造された62-12241から62-12262までの連続したシリアルの機体が全て台湾に再輸出されている。この機体は、CCKの滑走路でデコイとして使われていたようであるが2000年にスクラップになったとある。 
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TF-104G/4176 (61-03079)
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3rd AIR GROUP
The Period of F-104G
1980年代後半までF-104Gの尾翼に各中隊徽を付けていた第3大隊も、阿里山9号計画以降機体の補充は有っても、以前導入したA/B/D型の事故多発等で1988年にこれらを廃棄処分とした為、機数的には飛行隊定数を満足させる機数が揃わず、厳しい遣り繰りが生じていたようである。1990年代に入ると第3大隊の尾翼には、中隊徽ではなく大隊徽が書かれるようになって、所属中隊は外形では判断できなくなった。また 飛行訓練もCCKでは新型のIDFへの移管準備も有って、次第に少なくなって来ていたとの事である。
Insignia of 7th TFS
下の写真は、第3大隊徽に統一された各所属機、1990年以降各中隊は、機体の定数を維持できなくなっており中隊間での機体のやりくりの都合上も大隊徽に統一した方が便利でもあったようだ。
Wings
(Above) These 6 photos were taken by Mr.CCK-FOX in 1992. 3rd Air Group's insignia were painted in tail.